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HINAKAは、ゲームソフトの「凌辱表現規制」が、アニメ・マンガ等の他メディアへ普及する事を激しく、危惧します!
凌辱行為の名の下、あらゆる性愛表現が規制出来る事は、自明の理です。汗が唾液が体液が飛び散る、ドロドロ・ベタベタした表現はダメで、爽やかに心地良く何事もなかったかのような、表現のみが許されるとしたら、それらは作り手に「嘘を作れ!嫌ならその場面は作るな!!」と命じているのと同じです。
作り手の自由を縛る……これは、日本が世界に誇る文化と、一大輸出産業を死滅させる秒読みと、なるでしょう。
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〈地デジ化は御勝手に!HINAKAはTVの
アナログ停波には反対です!
…お金が無いから!!〉
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『Phantom Requiem~for the Phantom(ファントム・レクイエム・フォア・ザ・ファントム)』第15話「再会」今度は55口径・対戦車ライフルですか! [気になるアニメについて]
またしても、TVアニメ版『Phantom Requiem~for the Phantom(ファントム・レクイエム・フォア・ザ・ファントム)』に関してです。
第15話「再会」ですが、もちろんお目当ては物語の内容ではありません。
★極局所的な点にのみ、関する記事ですのでそれで宜しければ……ネタバレはあると思います★
今回の、話題はコレ55口径、対戦車ライフルです。

ですが、資料が少ない上に、この巨大ライフル(ライフルか否か?という論点もあります)の存在意義が、事実上存在しない現在では、実射に耐えうる存在自体が、ビンテージもの!とも、言えます。
ところが、意外なところから世界で最もこの銃器の存在が、有名な国が我が日本国かも知れません。
なにしろ・・・

あの世界に冠たる日本アニメーション史上の名作『ルパン三世・カリオストロの城』で、次元大介が振り回して、大活躍した銃器ですから!!
ハイッ!お写真ありがとうございます(このセリフの出典を知る人も、少なくなったのかなァ~)。
但し本物を、あのように振り回す事は、たぶん次元以外には無理でしょう。
なお今回もまた、「MEDIAGUN DATABASE」(リンク済み)様に、お世話になりました。
先の実物写真も、使わせていただいています。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
〈出典:Wikipedia〉
名 称 シモノフ-PTRS-1941
種 類 対戦車ライフル
製造国 ソビエト連邦
設計・製造 セルゲイ・ガブリロビッチ・シモノフ
---------------------------
〈仕様〉
種 別 セミ・オートマチック・ライフル
口 径 14.5mm(通称55口径)
銃身長 219mm(21.9センチ!)
使用弾薬 14.5×114mm
(弾頭から薬莢底部までの長さ11.4センチ)
装弾数 5発(セミ・オートなので、排莢は自動)
全 長 2020mm(2メートル2センチ)
重 量 20300g(20.3kg)
銃口初速 1,012m/秒(3,319ft/s)
有効射程 400メートル
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
全長が2メートルを超え、重さが20キロを超えては、もはや携帯用とは呼べません。
有効射程には関しては、基本的に戦車が対象なので400メートルですが、実際には100メートル程度が弾の威力が第二次世界大戦初期のヨーロッパ戦線で使われた、ナチス・ドイツ軍戦車の装甲を貫く限度だったようです。やがて、ドイツ軍戦車の装甲が厚くなると、装甲を貫通する事は無理となり、小さな測敵窓やキャタピラの接合部などを打ち抜いて、走行不能にする事で活躍したようです。
何処までも対人用ではなく、大戦末期には当時の急降下爆撃機を、これで射撃して戦果を上げた事も知られています。
現在では、局地戦で超長距離射撃用として、用いられる事があるようです。
何よりも、旧ソ連製の14.5ミリ機銃弾の使い勝手が良く、様々な機関銃弾に現在も使用されている為、前回の〈44オートマグ〉のように、使用する実弾が製造されていない!訳では無い事が、現在もまだ実際に使用されている、最大の原因だとも言われています。
ただ射程400メートルを超えると、さすがに風の影響と弾速の低下によって、弾丸の沈み込みは避けられません。1000メートルの射撃は、威力として対人向けには可能でしょうが、標的にまともに命中させる事は人間の頭サイズでは、事実上不可能近いと思います。
さて、それでは実際の『Phantom Requiem~for the Phantom(ファントム・レクイエム・フォア・ザ・ファントム)』第15話では、どう描かれているのでしょうか?えッ、物語とか作品内容ですか……良く分かりませんが、本当に舐めるように銃器は描かれています。

まず、獲物を狙う銃口ですが、このライフル独特の形状をしたマズル・ブレーキ(銃弾発射時の膨大なガス圧を、外に逃がし、同時に銃身の跳ね上がりを押さえる為の装備)が、不気味に左右に出っ張っています。

この1コマの為に、どれだけ苦労した事か!
見事に、銃口から膨大な火薬の爆発力による、煙と火花が飛び出しています。
何と言っても、この1コマの為にマズル・ブレーキによる左右への火花と煙の噴射まで、丁寧に描き込まれています!


発射直後の銃口、煙が漂っている中で銃口が、思い切り後ろに下がっています。
これは、ガス・オペーレーション方式のセミ・オートマチックなので、銃身は固定されていますから、純粋に銃そのものがその強力な発射のガス圧に耐えられず、後退したと見るべきでしょう。
なお、拳銃のショート・リコイル式(銃身が、銃弾発射時に僅かに下がる)ブローバック・システム(銃身の僅かな後退により、ロックが外れてスライドがガス圧により大きく後退し、発射済み空薬莢の排出と、次弾の装填を行う)は、良く見るとこの番組の冒頭のオープニング・シーンで、主人公が何発も犬を撃つ?シーンで、何度も実に細かく描かれています。

発射された14.5ミリ(通称55口径)弾頭が、遠く離れたホテルの窓を打ち抜きます。
この時、銃声が着弾より先に響いていますので、射程距離は1000メートル以下と思われます。

コレは個人的な解釈なのですが、これほどの高級ホテルの会議室に、まさか〈石膏像〉は置いていないと思いますので、たぶんブロンズ像いわゆる銅像だと、思います。
だとすれば、拳銃弾でこれほど破壊する事は難しく、ライフル弾でも距離と種類によっては、例えば7.62ミリNATO弾装備の、「ゴルゴ13」などで有名なM-16でどれだけ破壊できるか?というと、射程距離に比例するのは当然としても、100メートル以内が妥当かなと?と思えます。
あくまでも、NATO弾は対人用であり破壊力は、人間の行動力を奪えば充分とされています。そしてその結果、現在では対人用のライフル(小銃、突撃銃)弾頭としては、軽量高速弾が有効という結論が出ています。
実際、実戦で100メートル以上の距離での、撃ち合いという状況設定自体が、現在では無意味になりつつあります。
この場面で、何が言いたいのかというと、明らかにこの大口径ライフル弾の威力!おそらくは、55口径……実際には、14.5ミリ弾頭の破壊力!以外には、無いでしょう……。
そして次は・・・


この右手側にある、コップにお気付きでしょうか?
すると、自然にその後から無造作に並べられた、強大な実包(弾頭を備えた、火薬入りの薬莢全体を、そう呼びます)まさに、55口径・14.5ミリ銃弾のバカみたいな大きさ!を、示していると思います。
それを、これほど無造作に置くところに、この作品の作り手達のポリシーと言うか、拘りを感じない訳にはいきません。


長い、でかい!ひたすら、それを強調する画面構成です!!
舐めるように女性の裸身を(これからは、アニメで表現する事は、無理になるかも知れませんが……〈『児童ポルノ規制改正法案』の審議、拙ブログ記事・参照(リンク済み)〉、そして次は?

遠い!1キロ・メートルは、離れていないはずですが、余裕でその位はありそうです。しかも間の障害物、ビルとビルの隙間を僅か縫うように伸びる、一本の細い射線!
そして、その射手は?

物語としては、何とも複雑な「再会」です。
さてこの場面ですが、とことん小柄な女性に大きな火器を持たせる事が、好きなようで……前の〈44オートマグ〉もそうでしたが、これはもう常識外れもいいところです。
しかもこの製作スタッフ、よほど凝り性なのでしょう、誤魔化しをしないものですから……どう見ても、巨大なスコープ(照準器)と、肩当て末端までの距離、そしてその外側を回って右手で操作する引き金……。どう考えても、同時に全部を行う為には身長や手の長さ、首の長さが足りません。演出効果としては、小柄な女性・少女に大きな銃器を持たせる事は、ファンタジー物で女の子が巨大な剣や鎌を振り回すのと同じように、そのインパクトは非常に大きいものがあります。
そこで、有名な作品ではこの拙ブログでも、何度か御紹介させていただいた「ガンスリンガーガール」や「ブッラクラグーン」のあるエピソードなどでも、少女が大型火器を振り回します。
しかし、その物理的な問題はアニメやマンガの得意技で、解決しています。即ち、銃の大きさがただ持ている時と、実際に撃つ時などでは、伸縮自在!なのです。
もちろん、これがイケナイなどという気は更々ありません!それもまた、立派なアニメやマンガ上の演出です。
しかし、この作品はまさに真逆を行っています。
銃器に関しては、とにかく徹底的に拘る気です!当然ですが、通常の銃本体に付属の木製肩当て(ストック)では、この強力弾の発射は肩への怪我を、それも骨折程度の重症を、意味します。そこで肩当てのさらに背後と、頬を宛ててスコープを覗く部分にも、分厚いクッションがあてがってあります。
これは、先刻御紹介した映画「カリオストロの城」の中で、次元大介が持つシモノフ対戦車ライフルにも、青色で強調されたクッションが、ハッキリと描かれています。
これほど、肩に負担の掛かる銃撃になるのです。それを、固定せずに振り回しながら連射するのですから、ルパンでなくても「さァーすが次元!」と、言いたくなるところです。
それとは逆にここでは、暗い部屋の中で超長距離射撃の為に、ソファと机で左右をガッチリ固めて、巨大な銃を固定し、自分自身もドッシリと座り込み、簡単には動かない姿勢を取っているところを、延々と見せています。
とことん、銃器を見せる事とその扱い方(時々多少無理を、感じられる部分もありますが)、そして銃器の見せ場と、その一部としての人間という描き方を、貫いていますネ。
残酷なシーンや、洗脳という非人間的行為も描きながら、何が残酷かと言えば一番残酷なのは、銃器を操る人間もまた、銃器の一部であるという徹底した描写にあるように思います。
今回は、いや今回も、資料集めと確認に、時間が掛かりました。
おかげで、次の16話が放送されてしまいました!まァ、この記事の主題からは構わないのですが、次ぎにこういう内容で書き込めるような場面に、いつ出会えるでしょう!?
なお、一応それなりに裏付けは取ったつもりですが、何分銃火器にしても何にしても、一部に関して大いに偏った興味があるだけで、専門的なところには穴がボロボロあると思います。その点はお許しいただいて、できればこっそりと正しい知識を、御教授願えればと思います。
当然ですが、この書き込みを信じて、何かしらの損失を被っても、当局は一切関知できませんので!
それでは、今回はこれまでです。
![Phantom~Requiem for the Phantom~Mission-2 [DVD] ファントム・レクイエム02.jpg](/_images/blog/_9f5/aonow/EFBE8CEFBDA7EFBE9DEFBE84EFBE91EFBDA5EFBE9AEFBDB8EFBDB2EFBDB4EFBE9102.jpg)
Phantom~Requiem for the Phantom~Mission-2 [DVD]
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- メディア: DVD
★極局所的な点にのみ、関する記事ですのでそれで宜しければ……ネタバレはあると思います★
『Phantom Requiem~for the Phantom
(ファントム・レクイエム・フォア・ザ・ファントム)』
第15話「再会」の配信映像
(ファントム・レクイエム・フォア・ザ・ファントム)』
第15話「再会」の配信映像
今回の、話題はコレ55口径、対戦車ライフルです。

ですが、資料が少ない上に、この巨大ライフル(ライフルか否か?という論点もあります)の存在意義が、事実上存在しない現在では、実射に耐えうる存在自体が、ビンテージもの!とも、言えます。
ところが、意外なところから世界で最もこの銃器の存在が、有名な国が我が日本国かも知れません。
なにしろ・・・

あの世界に冠たる日本アニメーション史上の名作『ルパン三世・カリオストロの城』で、次元大介が振り回して、大活躍した銃器ですから!!
ハイッ!お写真ありがとうございます(このセリフの出典を知る人も、少なくなったのかなァ~)。
但し本物を、あのように振り回す事は、たぶん次元以外には無理でしょう。
なお今回もまた、「MEDIAGUN DATABASE」(リンク済み)様に、お世話になりました。
先の実物写真も、使わせていただいています。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
〈出典:Wikipedia〉
名 称 シモノフ-PTRS-1941
種 類 対戦車ライフル
製造国 ソビエト連邦
設計・製造 セルゲイ・ガブリロビッチ・シモノフ
---------------------------
〈仕様〉
種 別 セミ・オートマチック・ライフル
口 径 14.5mm(通称55口径)
銃身長 219mm(21.9センチ!)
使用弾薬 14.5×114mm
(弾頭から薬莢底部までの長さ11.4センチ)
装弾数 5発(セミ・オートなので、排莢は自動)
全 長 2020mm(2メートル2センチ)
重 量 20300g(20.3kg)
銃口初速 1,012m/秒(3,319ft/s)
有効射程 400メートル
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
全長が2メートルを超え、重さが20キロを超えては、もはや携帯用とは呼べません。
有効射程には関しては、基本的に戦車が対象なので400メートルですが、実際には100メートル程度が弾の威力が第二次世界大戦初期のヨーロッパ戦線で使われた、ナチス・ドイツ軍戦車の装甲を貫く限度だったようです。やがて、ドイツ軍戦車の装甲が厚くなると、装甲を貫通する事は無理となり、小さな測敵窓やキャタピラの接合部などを打ち抜いて、走行不能にする事で活躍したようです。
何処までも対人用ではなく、大戦末期には当時の急降下爆撃機を、これで射撃して戦果を上げた事も知られています。
現在では、局地戦で超長距離射撃用として、用いられる事があるようです。
何よりも、旧ソ連製の14.5ミリ機銃弾の使い勝手が良く、様々な機関銃弾に現在も使用されている為、前回の〈44オートマグ〉のように、使用する実弾が製造されていない!訳では無い事が、現在もまだ実際に使用されている、最大の原因だとも言われています。
ただ射程400メートルを超えると、さすがに風の影響と弾速の低下によって、弾丸の沈み込みは避けられません。1000メートルの射撃は、威力として対人向けには可能でしょうが、標的にまともに命中させる事は人間の頭サイズでは、事実上不可能近いと思います。
さて、それでは実際の『Phantom Requiem~for the Phantom(ファントム・レクイエム・フォア・ザ・ファントム)』第15話では、どう描かれているのでしょうか?えッ、物語とか作品内容ですか……良く分かりませんが、本当に舐めるように銃器は描かれています。
まず、獲物を狙う銃口ですが、このライフル独特の形状をしたマズル・ブレーキ(銃弾発射時の膨大なガス圧を、外に逃がし、同時に銃身の跳ね上がりを押さえる為の装備)が、不気味に左右に出っ張っています。
この1コマの為に、どれだけ苦労した事か!
見事に、銃口から膨大な火薬の爆発力による、煙と火花が飛び出しています。
何と言っても、この1コマの為にマズル・ブレーキによる左右への火花と煙の噴射まで、丁寧に描き込まれています!
発射直後の銃口、煙が漂っている中で銃口が、思い切り後ろに下がっています。
これは、ガス・オペーレーション方式のセミ・オートマチックなので、銃身は固定されていますから、純粋に銃そのものがその強力な発射のガス圧に耐えられず、後退したと見るべきでしょう。
なお、拳銃のショート・リコイル式(銃身が、銃弾発射時に僅かに下がる)ブローバック・システム(銃身の僅かな後退により、ロックが外れてスライドがガス圧により大きく後退し、発射済み空薬莢の排出と、次弾の装填を行う)は、良く見るとこの番組の冒頭のオープニング・シーンで、主人公が何発も犬を撃つ?シーンで、何度も実に細かく描かれています。
発射された14.5ミリ(通称55口径)弾頭が、遠く離れたホテルの窓を打ち抜きます。
この時、銃声が着弾より先に響いていますので、射程距離は1000メートル以下と思われます。
コレは個人的な解釈なのですが、これほどの高級ホテルの会議室に、まさか〈石膏像〉は置いていないと思いますので、たぶんブロンズ像いわゆる銅像だと、思います。
だとすれば、拳銃弾でこれほど破壊する事は難しく、ライフル弾でも距離と種類によっては、例えば7.62ミリNATO弾装備の、「ゴルゴ13」などで有名なM-16でどれだけ破壊できるか?というと、射程距離に比例するのは当然としても、100メートル以内が妥当かなと?と思えます。
あくまでも、NATO弾は対人用であり破壊力は、人間の行動力を奪えば充分とされています。そしてその結果、現在では対人用のライフル(小銃、突撃銃)弾頭としては、軽量高速弾が有効という結論が出ています。
実際、実戦で100メートル以上の距離での、撃ち合いという状況設定自体が、現在では無意味になりつつあります。
〈参考・12.7ミリNATO弾(通称50口径・重機関銃弾)
左は比較の為の9ミリ・拳銃用ルガー弾〉

左は比較の為の9ミリ・拳銃用ルガー弾〉

この場面で、何が言いたいのかというと、明らかにこの大口径ライフル弾の威力!おそらくは、55口径……実際には、14.5ミリ弾頭の破壊力!以外には、無いでしょう……。
そして次は・・・
この右手側にある、コップにお気付きでしょうか?
すると、自然にその後から無造作に並べられた、強大な実包(弾頭を備えた、火薬入りの薬莢全体を、そう呼びます)まさに、55口径・14.5ミリ銃弾のバカみたいな大きさ!を、示していると思います。
それを、これほど無造作に置くところに、この作品の作り手達のポリシーと言うか、拘りを感じない訳にはいきません。
長い、でかい!ひたすら、それを強調する画面構成です!!
舐めるように女性の裸身を(これからは、アニメで表現する事は、無理になるかも知れませんが……〈『児童ポルノ規制改正法案』の審議、拙ブログ記事・参照(リンク済み)〉、そして次は?
遠い!1キロ・メートルは、離れていないはずですが、余裕でその位はありそうです。しかも間の障害物、ビルとビルの隙間を僅か縫うように伸びる、一本の細い射線!
そして、その射手は?
物語としては、何とも複雑な「再会」です。
さてこの場面ですが、とことん小柄な女性に大きな火器を持たせる事が、好きなようで……前の〈44オートマグ〉もそうでしたが、これはもう常識外れもいいところです。
しかもこの製作スタッフ、よほど凝り性なのでしょう、誤魔化しをしないものですから……どう見ても、巨大なスコープ(照準器)と、肩当て末端までの距離、そしてその外側を回って右手で操作する引き金……。どう考えても、同時に全部を行う為には身長や手の長さ、首の長さが足りません。演出効果としては、小柄な女性・少女に大きな銃器を持たせる事は、ファンタジー物で女の子が巨大な剣や鎌を振り回すのと同じように、そのインパクトは非常に大きいものがあります。
そこで、有名な作品ではこの拙ブログでも、何度か御紹介させていただいた「ガンスリンガーガール」や「ブッラクラグーン」のあるエピソードなどでも、少女が大型火器を振り回します。
しかし、その物理的な問題はアニメやマンガの得意技で、解決しています。即ち、銃の大きさがただ持ている時と、実際に撃つ時などでは、伸縮自在!なのです。
もちろん、これがイケナイなどという気は更々ありません!それもまた、立派なアニメやマンガ上の演出です。
しかし、この作品はまさに真逆を行っています。
銃器に関しては、とにかく徹底的に拘る気です!当然ですが、通常の銃本体に付属の木製肩当て(ストック)では、この強力弾の発射は肩への怪我を、それも骨折程度の重症を、意味します。そこで肩当てのさらに背後と、頬を宛ててスコープを覗く部分にも、分厚いクッションがあてがってあります。
これは、先刻御紹介した映画「カリオストロの城」の中で、次元大介が持つシモノフ対戦車ライフルにも、青色で強調されたクッションが、ハッキリと描かれています。
これほど、肩に負担の掛かる銃撃になるのです。それを、固定せずに振り回しながら連射するのですから、ルパンでなくても「さァーすが次元!」と、言いたくなるところです。
それとは逆にここでは、暗い部屋の中で超長距離射撃の為に、ソファと机で左右をガッチリ固めて、巨大な銃を固定し、自分自身もドッシリと座り込み、簡単には動かない姿勢を取っているところを、延々と見せています。
とことん、銃器を見せる事とその扱い方(時々多少無理を、感じられる部分もありますが)、そして銃器の見せ場と、その一部としての人間という描き方を、貫いていますネ。
残酷なシーンや、洗脳という非人間的行為も描きながら、何が残酷かと言えば一番残酷なのは、銃器を操る人間もまた、銃器の一部であるという徹底した描写にあるように思います。
今回は、いや今回も、資料集めと確認に、時間が掛かりました。
おかげで、次の16話が放送されてしまいました!まァ、この記事の主題からは構わないのですが、次ぎにこういう内容で書き込めるような場面に、いつ出会えるでしょう!?
なお、一応それなりに裏付けは取ったつもりですが、何分銃火器にしても何にしても、一部に関して大いに偏った興味があるだけで、専門的なところには穴がボロボロあると思います。その点はお許しいただいて、できればこっそりと正しい知識を、御教授願えればと思います。
当然ですが、この書き込みを信じて、何かしらの損失を被っても、当局は一切関知できませんので!
それでは、今回はこれまでです。
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Phantom 〜Requiem for the Phantom〜 第15話「再会」(空色きゃんでぃ 2009-07-23 01:54)
なにこの梧桐組のテーマw どこかで聞いたような間違ったヤクザの曲が(ノ∀`*) もちろんお洒落なレイジのテーマもあります! こんなにB�...
Phantom ~Requiem for the Phantom~ 第16話『告白』(風庫~カゼクラ~ 2009-07-18 14:57)
自分を取り戻そうとすると窮地に陥るのか…? サイスが遂にクロウディア失脚に向け動き始めた模様。 アインをレイジに指し向ける辺り、やっぱりコヤツも腹黒いのぅ。 Phantom~Requiem for the Phantom~Mission-2 [DVD]高垣彩陽, 入野自由, 真下耕一メ…[続く]
(アニメ感想) Phantom〜Requiem for the Phantom〜 第16話 「告白」(ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人 2009-07-18 01:05)
Phantom~Requiem for the Phantom~Mission-2 [DVD]クチコミを見る エレンの幻影に悩まされながらも、玲二はかろうじてワイズメルの懐刀 ランディ・ウェーバーによる梧桐の狙撃を阻止する事が出来た。 脅威は排除した…梧桐を狙う者はもう居ないはずだった…[続く]
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凌辱行為の名の下、あらゆる性愛表現が規制出来る事は、自明の理です。汗が唾液が体液が飛び散る、ドロドロ・ベタベタした表現はダメで、爽やかに心地良く何事もなかったかのような、表現のみが許されるとしたら、それらは作り手に「嘘を作れ!嫌ならその場面は作るな!!」と命じているのと同じです。
作り手の自由を縛る……これは、日本が世界に誇る文化と、一大輸出産業を死滅させる秒読みと、なるでしょう。










HINAKAです。
ユキタロウ様
御訪問にnice!、ありがとうございます。
こんなので良ければ、また是非お越し下さい。
お待ちしております。
by HINAKA (2009-07-17 21:43)
ファントム、またまた来ましたね。
このライフル?は、すげえwwと
思いましたので、HINAKAさんが
注目するのも当然ですね。
しかし、次元が使っていたとはびっくりでした。
なんで、こんな銃を使う必要があったのかは、置いといて、アインが戻ってきたのはうれしいです。
距離は確か、1キロぐらいだったと思います。
ゴルゴなら、最高2キロでしたよね。確か?(ちがったかな?
でも、監督のこだわりはすごいですね~。
それを、また解説するHINAKAさんもすごいですよ~。
>ハイッ!お写真ありがとうございます
さよなら、さよなら、さよなら!
(なつかしwww)
by kun (2009-07-17 23:16)
HINAKAです。
kun様
わざわざのお越し、ありがとうございます。
今回は、発射音で「あッ、来た!」と思って、ブロンズ像(かなり固いんです。44マグナム弾でも砕くのは無理だと思います)が壊れて、背後に大穴が空いた瞬間、もう「やったな、対戦車ライフルだ!」と、思いましたよ。
ところが、映像がない!資料がない!もう、「カリオストロの城」の次元の銃と同じものだって、確信を得る(名前は同じなのですが、よく似たボルト・アクション式の、一回り小型のタイプがある物で……)だけで、かなり時間が掛かりました。
ただ、描かれた絵で「かも知れない」と思い、そのアクションと音で「間違いない」と思わせるほど、緻密にかつしっかりとアニメーションさせるところが、凄い!の一言ですネ。
ファンには申し訳ないけど、この物語では本当の天才であるキャロ以外の人物は、皆道具(銃器)に使われているに過ぎないように、描かれているように思います。
洗脳されたエレンはもちろん、ヘタレ玲二もその他のキャラも、銃器を見せる為の操る為の道具……だから、ある意味で一番キャロが可愛そうで、エレンが全然普通なんですよネ。えっと、主人公は、誰でしたっけ?
しっかし、余程このシーンが気に入ったと言うか、見せたかったんだろうなと思いました!
何しろ、次の16話の冒頭でも、完全にリプレイしていましたものネ。焦って、損した!?
はい、淀川長治さん、日本で唯一無二の本当の映画評論家で、解説者だったと思います。
いつかあの方に、日本アニメーションの良さを、語っていただきたかった!決して、どんな駄作も貶しませんが、本編に関しては何も述べずに、このキャメラマン(カメラマンとは発音されませんでした)のお母さんは、実はこんなに有名な女優で……と、まったく関係無い事を、大した事のように語られた人柄が、本当に懐かしい。
まだ、映画監督としてはキワモノ扱いだった、ビートたけし監督を最初に認めたのも、淀川さんでした。
あの「たけし」が、淀川さんの前では、本当に礼を尽くして真面目な顔だった事が、印象的でした。
それでは、こちらも「さよなら、さよなら、さよなら!」でも、またあるよ!!たぶん……。
by HINAKA (2009-07-18 00:29)
こんにちわ HINAKAさん。
すいません。トラックバックを違う話数から送ってしまいました。間違えた方を削除お願いします。
それにしても、アインが使ったものと次元が使ってたものが同じとは驚きました!
by 白河かぐや (2009-07-18 07:51)
HINAKAです。
白河かぐや様
いや、確かに!
個人的に、そうじゃないか?とは思いましたが、作品の中での使い方が違い過ぎましたので、一応確認しました。
よく似た、同じ旧ソ連製で一回り小型の取り回しの良い、単発式のライフルがあるので、次元が使っていたのはそちらかな?とも思いましたが、設定等から同じものだと判断しました。
使用方法としては、今回の「ファントム・レクイエム~」の方が、現実味があると思います。
まァ、次元はルパン一味ですから、何でもありでしょう!ただ大きさが……でも、確かにポスターとか移動中の持ち歩きでは、二メートルくらいはある(次元の背丈より高い)描写は、あるんですよねェ~。
トラック・バック削除の件、了解はしましたが、別に次のお話の記事なら、こちらは本来構いませんよ!
どうか余り気になさらずに、御本人にとってマズイ!という時だけ、お知らせ下されば、速やかに対応します。
それでは、今回はこれにて。
by HINAKA (2009-07-18 14:32)
おひさしぶりです
内容に関してはノータッチしますが
ファントム…このタイトルみてニトロプラスか?と思ったら
やっぱりニトロプラスだったか(^^;
ファントムオブインフェルノが出てからもう10年になるんですねぇ
これの続編かなんかにあたるんでしょうかね
ニトロプラスの作品は
ことごとく…自分との相性が最悪だった
プレイ中にハングアップ連発
ファントムしかりハローワールドしかり…
かなりひどいもんだったからどっちもクリアすらしてません(ーー;)
当然の事ながらデモンベインも
フォアザファントムも未プレイです(苦笑)
やろうとも思わなくなったからなぁ ニトロプラス系
なので内容に関してはまったくわからないので
ノータッチということでごめんなさい…
by クーニー (2009-07-18 14:57)
この銃はゲパードM1ではないでしょうか?
http://mgdb.himitsukichi.com/pukiwiki/?MOM%20%A5%B2%A5%D1%A1%BC%A5%C9
by でじこ (2009-07-18 17:08)
HINAKAです。
クーニー様
本当に、こちらではお久しぶりです。
えっと、何度も本文でお断りしていますが、この作品を物語として評価している訳では、ありません。と言うか、評価もしていません。
ただ銃器の扱いについて、主人公以上に細かいと言うか、拘るところはとことん拘る、その姿勢に好感を持っています。
さらに、銃器の使用法も上手く、その点は大変に評価しています。ただ、その為か今のところほとんどの登場人物が、標的か銃器に使われる部品的扱いを受けていますので、非人間的と言えば、非人間的です。
ゲームの事は、まったく知りませんが、既にOVAが発売されていて、大体同じ様なお話だったように、記憶しています。
とにかく、こちらの拘りに関する問題があれば、こっそりと教えていただければ、後はこの作品に対しての、いかような御意見御感想も、個人的には構いません。
ただ、余り作品そのものが、非人間的になるのは、好みではありません。
それでは、また。
by HINAKA (2009-07-18 20:35)
HINAKAです。
hayafumi様
お越しいただき、ありがとうございます。
是非また、お訪ね下さい。
今回は、これで失礼致します。
by HINAKA (2009-07-19 11:29)
HINAKAです。
でじこ様
この件は作品画面上で明確に、使用された大口径ライフルの全体像を、見せてくれていないので、何とも申し上げかねます。
そう言われればそんな気もしますし、いやあの形状のマズルブレキーは、シモノフでしょう!?という事にも、なります
。
取り敢えず、このコメント欄ではラチが開きませんので、個人的にどちらかという意見は、項を改めて書き込ませていただきます。
なお、形状からゲーバドでも、M1ではないと思います。むしろ最強と言われる、M3が作品的な選択からも妥当だと思いますが、このシリーズ全てが揃った絵などは見た事が無いので、自信はありません。
ただ、大口径狙撃ライフルとして、現役世界最長の射程距離2000メートルと、シモノフと同じく14.5ミリ重機関銃弾を使用できる、現役最強の狙撃ライフルである事は否定できません。
と言う訳で、そういう時はブログ拍手の、コメント欄などをお使いいただいて、こっそりお知らせいただけると助かるのですが……。
それでは、取り敢えず次の項へ。
http://aonow.blog.so-net.ne.jp/2009-07-19
です。
by HINAKA (2009-07-19 18:22)
こんばんは。
私のブログにコメントありがとうございました。
ファントムで使われてる銃器は実在のものなんですね。
すごくお詳しいんですね♪
あんな離れた場所から撃てるライフルがあるなんて知りませんでした。
by 空子 (2009-07-23 01:52)
HINAKAです。
空子様
わざわざの御訪問、ありがとうございます。
射程2000メートルのを狙える、ライフル銃。いわゆるミサイルとかと違って、弾丸が発射された力(爆発エネルギー)だけで飛翔し、その威力と弾頭の重さ(質量)や固さ等で、目標を破壊、または貫通する武器が基本的に「銃」ですが、過去にも現在にも、超遠距離射撃用大口径の威力あるライフル銃というものは存在します。
その時代によって、目的や使用方法が違いますが……。
なお、「矛盾」の絶対に貫かれない盾と、何でも貫く矛の関係は、未だに続いています。
現在、アメリカ大統領専用車などに使用されている防弾ガラスは、100メートルの距離から、現役最強で最大射程を誇るゲパード・ライフルでも、貫通不可能だそうです。当然、既にビンテージものの今回御紹介した、次元が使ったシモノフ・ライフルでは歯が立たないでしょう。
また、簡単に射程1000メートルとか、2000メートルとか言いますが、それはあくまでも、銃と弾丸の性能上の問題です。
誰もゴルゴ13ではないのですから、超遠距離射撃はかなりの技術が、必要です。そもそも、陽炎が出ますよ!この距離ならば!!
逆に本来、護身用の拳銃の射程距離は、TVドラマや映画のように遠くのものには、狙ってもまず当たりません。最大射程はあの44口径マグナム弾ですら50メートルがいいところで、通常日本の警察官や他国の民主的警察で使用されている38口径スペシャル弾では、20メールが実用最大射程だとされています。
もちろん、弾そのものはもっと遠くへ飛びますが、狙って当てられる距離は、そんなものです。
ですから、軍隊の常備携帯銃は装弾数が多く、ライフル並の射程があり、拳銃のように扱いやすい日本語では自動小銃、英語ではアサルト・ライフルと呼ばれるものが、主流です。
マンガでも、それこそゴルゴ13が愛用している、アメリカのM-16が有名です。200メートル級の狙撃にも使えるし、近距離での連射に対しても反動が少ない等、ベトナム戦争での経験が生かされた、文字通りの実戦銃です。
銃の性能というのは難しいもので、性能が良ければよいと言うものではなく、実戦でどれだけ役に立つか?が問題になります。
その点今回の、シモノフ対戦車ライフルは折り紙付きです。
現在最強のゲパード(もはや戦車には、歯が立たないので)対物ライフルは、湾岸戦争やイラク戦争で威力を発揮したと言われていますが、まだハッキリした事はわかりません。
それでは今後とも、宜しくお願い致します。
by HINAKA (2009-07-23 21:24)
HINAKAです。
エルティア様
ワザワザお訪ねくださり、ありがとうございます。
少しでも、御興味関心に触れられたら、嬉しいのですが……。
それでは、また。
by HINAKA (2009-07-25 05:00)
HINAKAです。
Gomarz様
お越し下さり、ありがとうございます。
どうも最近、趣味の先端を走り過ぎているようなので、そろそろ通常(でも、著しく偏った内容ですが)に戻れればいいかな?と、思います。
それでは、またの御訪問をお待ちしております。
by HINAKA (2009-07-27 16:23)
44オートマグの弾現在市販されていなくても、もともとあのカート308or
30-06のカートを短くしたものにブレット押し込んだものなのでアメリカでは自分でリロード出来るし日本でもダミーカート作れますよ!(^^)
by 44オートマグの弾! (2009-07-29 11:22)
HINAKAです。
44オートマグ弾様
仰る通りですが、44オートマグの悲劇の1つが、本来この銃専用に開発・制作・販売されるはずの、44AMG弾の製造・販売が銃の発売に間に合わ無かった事にも、大きな理由があると聞いています。
他への転用が不能で、本体の銃器メーカーが売り上げ不振で、転売されるなど使用する44オートマグ拳銃そのものが、余り売れなかった事もあり、専用弾の製造・販売は拳銃の販売中止よりも先に、中止されたようです。
基本的に、現代の銃器はまず銃弾(カートリッジ)ありきだと、思います。
有名な、S&Wの回転式(リボルバー)44口径マグナム拳銃M-29(映画のダーティ・ハリーで、大ヒット銃となりました)も、従来の拳銃用357マグナム弾に勝る、44口径のマグナム弾が開発された方が先です。もちろん、それと同時にその銃弾を使用する拳銃の開発も行われ、その結果誕生したのが、M-29でした。
ただ、さすがに威力が有りすぎて、S&Wでも持て余し気味だったようです。
ところが、そこで映画化の話しです。S&Wが飛び付いた事は言うまでもなく、銃の提供に始まり、主人公役のクリント・イーストウッド氏には専用のインストラクターまで、付けるというサービスぶりだったそうです。そのかいあって、映画のヒット同時にM-29の人気も鰻登りとなり、現在に至るまでアメリカのリボルバー拳銃の王座を守り続けていると言っても、良いと思います。
この時、当初この拳銃弾はレミントン社がは製造・販売していましたが、人気に煽られて、様々な銃弾メーカーが参加し、銃弾が不足するという事態は無くなったと言います。
当然ですが、銃弾のない銃器は、何の役にも立ちません。
そもそも、44オートマグは当時としては画期的というか、奇抜と言ってもいい作動方法と、オール・ステンレス製という材質構造。全てが、ユニーク且つ斬新!という拳銃で、その製造や機構は精緻で、製造そのものが当時の工作技術では、大量生産が難しいというシロモノでした。
当然、銃弾も専用の44AMG弾が使用される事が、大前提でした。ところが、44オートマグの製造・販売のみを目的に立ち上げられた会社には、銃弾を自社で製造し販売する事は不可能です。
このような、特に大口径特殊銃は、S&Wやコルト社(現在は、拳銃の製造・販売を行っていません)の銃器大手会社でも、レミントンやウィンチェスターのような、銃も銃弾も製造・販売しているところと提携して、始めて可能になります。
同時にこれは、大口径ライフル(大型動物狩猟用)が、まずライフル弾を製造し、それに使用するいわば専用のライフル銃を開発する。というサイクルになっている事でも、分かります。逆に言えば、そういう銃器は銃弾と銃器の両方が開発できないと、難しいと言えます。
結局、44オートマグ拳銃は専用の銃弾の販売が、銃の販売に間に合わず、44オートマグ氏が仰るように「30-06ライフル弾」や他のライフル弾を拳銃弾のサイズを合わせて、加工し直しパウダー(火薬)を詰め直すという作業をして、間に合わせたのですが……。
そもそも、非常にタイトな条件で製造された銃器ですので、本来の作動を保障する為には、専用弾が欠かせなかったようです。
それが、半分手製のようなカートリッジでは、正常に作動しようものではありません。この結果、「オートジャム」などという悪名が広まり、銃器の製造メーカーが転売を繰り返したりした為に、44AMG弾の製造は中止され、現在に至っています。
今でも、製造精度が高かった時に作られた、1000丁余りの銃は手入れを丁寧に行い、専用弾を使用する場合は作動不良は、起こらないと言われています。
まァ、伝説の類だとは思いますが……。
とにかく専用弾が入手出来ない以上、現在は半手製のカートリッジを作成し、使用するしか無いというのが現実だそうです。
ちなみに、銃本体は既に製造・販売は中止されているのに、これも映画の影響で、現在は高い人気があり、たまにオークションなどに出品されると(銃弾を、特注しなくてはならないのに)驚くほどの、高値が付くそうです。
なお、同じ44口径のマグナム弾を使用できる、デザート・イーグルやウィルディ・マグナムなどの現在現役の、オート・マグナム拳銃弾はまったく異なる銃弾を使用しているので、44オートマグには、使用できないのだそうです。
どちらの現役オート・マグナム拳銃も、既に存在する銃弾やそれらを簡単に加工すれば良い銃弾をベースに、開発されたそうです。
あるいはこれも、44オートマグの先進の歴史に、学んだとも言えるかも知れません。
スミマセン、それほど好きなんです、これ。
by HINAKA (2009-07-29 22:49)