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『名探偵コナン』神谷明氏降板の、続報なんですけど……。 [その他・雑記]

取り敢えず、今回の一連の経過について、神谷明氏が自らのオフィシャルブログ「神谷明のへのつっぱりはいらんですよ」(リンク済み)で「説明」(現在、この記事は削除されています。ただ、事前と事後の分は残されているので、そこからおおよその推察は可能かも知れません)されているので、基本はそれを信じる事になります。

ただ、この説明も肝心の部分が、抜けているように思えます。
特に「そこで、ある方に仲裁(復帰のための)をお願いしたのですが、ご尽力のの甲斐もなく、最終的に制作委員会側に拒否されてしまいました。契約問題に関しては、先方のご努力で、合意ラインに達していたことを思うと、残念でなりません。」との、表記があります。
こうなって来ると、なぜに『名探偵コナン制作委員会』はそれほど頑なに神谷氏の降板から復帰の希望を、入れなかったのか理解に苦しみます。

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何か、神谷氏が「説明」でハッキリとさせなかった、もっと大きな大人の事情が、あったように思えてなりません。
もし、このTVアニメ・シリーズの事を常識的に考え、何が視聴者を惹き付けて、何がわざわざ映画版をDVDレンタルされる事を知りながら、親子連れから少年少女はもちろん、青年達までなぜ観客として映画館に列を作って並んだのか!?を、本当に解っているのか!大いに疑問です。

以下、現時点での今回の降板劇に対する個人的な不満です。

劇場版も含む、アニメ・シリーズの『名探偵コナン』において、毛利小五郎役がどれほど重要かを、理解していない制作委員は余程アニメ・名探偵コナンに無知か、単純に声優・神谷明氏に含むところがある人物だとしか思えません!

毛利小五郎.jpg
毛利2.jpg

この役は、主役であるコナンの極めて珍しい一人二役と二人一役に合わせて、一役二人をこなさなければならない、非常に難しい役だと言うところに、恐らくアニメ好きならばすぐに納得するでしょう。
そもそも、コナン自身の声優・高山みなみ氏自身が、宮崎アニメで有名な『魔女の宅急便』で主人公と、それを応援する画家志望の男っぽい女性をの二役を見事にこなして、その声の演技の実力知らしめた人です。
そしてコナン自身、子供声のコナンと大人声(本来の高校生・工藤新一として)のコナンの声(工藤新一の声は、別人です)、さらには毛利小五郎に代わり声を出しているという場面等、実に声の演技力を要求されると言うかマンガならともかくアニメでは無茶な!と言いたくなる、設定です。

そして当然、そのコナンがしゃべる時の毛利小五郎の声名探偵・眠りの小五郎状態)の時と、普段のスチャラカ状態、そして特に蘭の父親としての真面目な毛利小五郎の時の声。
およそ3種類の、同じ人物でありながらそれぞれ微妙に違うという、大変な演技を毎週毎週4本、さらに年1本劇場版を13年もやって来られたのは、間違いなくその声を演じているのが神谷明氏であるからだと言う事は、もはやアニメ・ファンのみならず、コナン好きの人であれば、容易に理解できる事柄だと思います
それを、理解できないで製作委員などの立場になられては、アニメ・名探偵コナンの汚点となると同時に、文字通り今後のアニメの未来に危機を予感させます。

神谷氏の交代劇が、単純にアニメ・シリーズ『名探偵コナン』の崩壊だけではなく、今後のアニメの製作担当者側と演技者である声優や、底辺を支える若きアニメーターの方々など、現場の製作関係者の不信を招きかねない大事だと、なぜ理解できないのでしょうか?それが、不思議でなりません。

なぜならば、神谷氏ほどの大物ベテラン声優が、そのブログ記事を信じるならばなぜそうなったのか?は、不問にして降板を取り消して、もう一度「復帰したい」旨を申し出られているにも関わらず、それを無視して降板を強行した!この事実がアニメ界、特にアニメの製作現場に残す痕跡が。どれほど深いのか?恐らくは、考えてもいない事だと思います。

現場には無関係のただのアニメ・ファンにすら、「あの神谷明氏が頼んでも無駄ならば誰が頼んでも無駄だ!」と、思う事は必定でしょう!?
むしろ、その制作委員会とやらが常識を持っていれば、むしろ神谷氏の復帰要請を〈好機〉と捉え、関係の修復と今後の作品作りの協力を、もう一度確認すべきだったと思います。そうであれば、現場の製作者や声優が制作者を無意味に恐れ、諦め、情熱を失うなどと言う事は、有り得ないハズです。

それが出来ない、日常とは別の常識に囚われた無用の長物達で作られた制作委員会など、今後まったく必要は無いし、むしろ害悪になる事を今回の件は明るみにしただけという、実に情け無い大人達の醜態です。

今回の事態を、やがてTV放映等で知る子供達に、一体親はどうやって説明すればいいのでしょうか!?それだけでも、この行為の間違いの大きさを知るには、充分だと思います。
今からでも、遅くはありません!それこそ、常識的な大人判断をして、もう一度神谷氏の復帰を要請してこその、制作委員会である!!事を、切望して止みません。

選りにも選って毛利小五郎役を、他の誰が出来るというのでしょう!?
アニメ・シリーズ『名探偵コナン』は、まさにベテランと声の演技力のある人々が集まって、1つのアニメーション番組を作ると、どれほどの可能性が生まれるのか!?
という、アニメ大国日本を代表する、現役の名作シリーズであるという、ある意味誇りある厳しい認識を、持って欲しいとと心から思います。

今回は、以上です。


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コメント 12

takao

私は、神谷明さんのブログを読んでいないのですが、HINAKAさんの記事を読む限り、とても信じられない内容ですね。若手の使い捨てになれすぎた製作委員会が、言うことを聞かないモノに対して「お前の代わりはいくらでもいるんだよ」と意固地になっているとしか思えない状況ですね。こんな現状では、アニメの質が下がってしまうと危惧します。

アニメとは、作画があって、声があって成り立つモノ、と言う認識が、製作委員会の側に欠如しているように感じる騒動ですね。この騒ぎの中、次の毛利小五郎役になられる声優さんはとても大変だと思いますが、頑張って欲しいと応援したいと思います。

しかし、毛利小五郎=神谷明、というイメージが強すぎて、誰が来ても違和感を感じるんだろうなぁ、と思います。
by takao (2009-09-20 09:22) 

chokusin

リンク先の記事が閲覧不可(削除かどうかは分かりませんが)になってますね。そのためHINAKAさんの記事を根拠としたコメントであることをご了承ください。
多くの方がHINAKAさんと同様の憤りを感じているんでしょう。反響の大きさから容易に伺えます。ただ、あえて言うなら神谷氏は軽率だったなと感じています。氏ほどの大御所が持ち役からの降板に関してあのような書き方をすればどんな騒動に発展するか。信・義・仁とも書かれているわけですからね。結果的に理由を「説明」したとされる記事を隠すことになったわけですし。
理不尽に感じても一切口をつぐんで耐えろとまでは言いませんが、ご自身の影響力をもう少し考慮すべきだったのかなと個人的には感じた次第です。
by chokusin (2009-09-20 13:57) 

HINAKA

HINAKAです。

直chan様

御訪問、ありがとうございます。
毎度このような話題ばかりで、何だか申し訳ない気がします。
マンガ原作「エマ」最終回の読後感想を、何とか書き込み終えて、ホッとしていたのもつかの間!という感じです。
毎度同じ言いようで申し訳ありませんが、今度はもっと楽しい話題の時に、お越しいただけるのをお待ちしております。

それでは、また。


by HINAKA (2009-09-20 19:19) 

HINAKA

HINAKAです。

takao様

神谷氏のブログで、肝心の「記事」部分は「終了しました」との事で、今は削除されています。
こちらの想いに共感いただき、ありがとうございます。恐らくはまだ公にされていない、そもそもの原因というものが、あるとは思うのですが事後処理として、なぜ制作委員会なるものが神谷氏の復帰を認めなかったのか?
「お前の代わりは、幾らでもいる!」様な役柄で無い事は、本文に記させていただいた通りです。結局はTV局に取ってすら、これほどの大人気作品であっても、アニメ番組などはこの程度の扱いという事を露骨に示した!と、思えてなりません。

いかにアニメ大国、マンガ先進国とおだてられても、所詮はその程度の扱いだと言う事を、今さらながら天下に知らしめたのだと思います。

不可能とは思いつつ、連休明けの大逆転を祈っています。


by HINAKA (2009-09-20 19:31) 

HINAKA

HINAKAです。

chokusin様

仰る通り、神谷氏のブログで「記事」の部分は「終了しました」と言う事で、削除されています。
さすがに、自分の個人的な事柄では無いので、全文コピーは控えましたが、基本的にchokusin様の解釈で構わないと思います。ただ、本当の問題根元というか、そもそも「何で?」という部分が今一つハッキリしないのは、同じなのです。
ですから仰る通り、神谷氏ほどの方が「何故?」という御意見は、ごもっともだと思います。

ただ、逆に言えば神谷氏ほどの方でなければ、騒ぎにもならず、声優泣き寝入りで終わっただろう事は、明白です。
神谷氏は、他のベテラン声優の方々と共に、声優の地位向上(単純に言えば、賃上げと長時間収録等、過酷な現場環境の改善という、まるきり労働者運動なのですが……)を積極的に勧められている方です。その点で、敢えて声を上げて世間に訴えると言う手段を、取れる立場にあるのであれば、そうされるのも大いに納得が出来ます。

正直なところ、別記事で「20代のアニメーターの平均月収は10万円」という記事を、紹介させていただきましたが、若手・中堅声優にも同じ事が言えるそうです。
つまり、20代から30代は何とか若さや家庭の援助で持たせられますが、30代から50代という大切な中堅世代が、事実上壊滅的危機にあるそうです。これは、いわゆる自分も家庭を持ち、共働きでも子供を産み育てる世代になると、声優だけではやって行けなくなるそうです。
この中間層の崩壊が、何を生むかと言えば、御承知の通り新人ばかりの作品の横行と、この新人を伸ばすべき先輩の不在、そして大成した大ベテランだけが残るという。歪んだ状況です。

実際、今のアニメの収録現場はそれこそTVアニメ・シリーズ「名探偵コナン」こそ、新人・若手・中堅・ベテランと実にバランス良く配置され、特にクセの強い役柄には、個性的なベテランや演技力のある中堅が、脇を固めています。
恐らく現在放映中の、TVアニメ・シリーズでもっとも安定した、声優陣を誇る番組であり、そのトップが主役のコナン役・高山みなみ氏と、もう1人の主役とも言うべき、毛利小五郎役・神谷明氏である事は言を待ちません。

しかし、他の特に短期1クール13話構成の作品の惨状には、目を覆いたくなる場合があります。
特に、不自然に大人が登場しない作品。もちろん原作がそういう構成だから、とも言えますが今のライトノベル世代とも言うべき若手作家やマンガ家は、「大人の登場しないアニメ」を見て成長しています。
つまりこの歪みは、既に究極まで到達し始めているのです。それだけに、「名探偵コナン」という作品の存在価値は大きく、そして重くなっていました。これは出演者やスッタフも、充分認識しているという記事を、映画版のプログラムで、見た覚えがあります(表現は、もっと柔らかですが)。

今回、神谷氏だけではなく、若葉役の宮尾氏など何人かが降板という話しですので、恐らくは単に大物声優と制作者の対立という、単純な構図では無いのだろうと、個人的には感じています。
事実、結果論的ではありますが、神谷氏の発言公開があればこそ、これだけ……もっとも所詮この程度と、トレンディ・ドラマ(死語かな?)のベテラン俳優降板とは違って、TVの芸能ニュースですら取り上げません。

今回は敢えて、大人気ない事をした大物声優の独断に、個人的にはエールを送りたいと思います。
そしてできれば、それがこの歪なアニメ製作環境を是正する、万波を揺るがす最初の一波になる事を、念じて止みません。

いつもお越し下さり、ありがとうございます。
今度は是非、楽しい話題の時に、書き込みを戴ければと、思います。


by HINAKA (2009-09-20 20:14) 

HINAKA

HINAKAです。

クーニー様

ようこそ、お出で下さいました!
このような内容で残念ではありますが、また今度は楽しい話題の時に、是非お越し下さい。

お待ちしています。
by HINAKA (2009-09-20 20:17) 

TATSU

初めまして。
今回の件は色々と理解に苦しみますよね。
さまざまな事情が重なったとはいえ、13年もやってきたアニメを今になって降板するという。
体調不良や、もっと違った事情があるならまだしも・・・
本当にやりきれない思いです。
by TATSU (2009-09-21 03:04) 

HINAKA

HINAKAです。

TATSU様

書き込みを、ありがとうございます!
まったく仰る通りで、個人的には本当に小五郎オッチャンの声で、「大丈夫だったよぉ~ん!俺がそんなに簡単にヤラれっかってんだ!!」と、言って欲しいと切望します。

TATSU様は、コナン中心のブログを立てていらっしゃるだけ、心痛はより深いと思います。
少なくとも、子供番組として放送する以上、子供が納得できる理由を提示できないような、大人理由は情け無いと思います。こうなるから、大人が子供を叱れないんです!
などと、八つ当たりしたくなります。

今回はこれで、失礼致します。


by HINAKA (2009-09-21 17:21) 

サンラブ

ご無沙汰しています。
今回の神谷氏降板は、同じくコナンファンとしてショックでした。
毎年劇場に足を運んで楽しみにしている作品。
これだけ長く演じられているキャラとなると
もうどんな方が演じられても私自身受け入れられないと感じました。
神谷氏のブログ記事も拝見していますがショックです。
まして女性声優さんも最近は産休を取られても同じ役に復帰されることが多くなって「キャラ=声優」がきちんと定着していると考えていましたから余計にショックが大きいです。
健康上の理由等どうしても演じることが出来ない場合以外は、やはり納得出来ない。
以前うちの子どもが病気でお休みされた声優さんにファンレターに復帰を待ち望んでいることを書いていたことを思い出しました。
後任の声優さんも後味が悪いのでは、ないかと思ってしまいました。


by サンラブ (2009-09-23 00:13) 

HINAKA

HINAKAです。

サンラブ様

こちらこそ、すっかり御無沙汰で……。
いやはや、正直この件には茫然自失で、信じられない!が、正直なところです。

後任がどなたでも、既に本文で申し上げている様に、この役柄は非常に難しい(コナンが演じている小五郎の声と、普段のマジ小五郎声の違いとか)設定で、まさに神谷明さんの声優技量、真骨頂と言えるかと思います。
このような役の後を引き受ける人は、声の質だけでなく技量まで求められるのですから、堪ったものでは無いと思います。問題が、アニメ製作現場の構造的経済体質にあるとするならば、せめて俳優に認められている再放送やDVD化などの2次使用権を認め、印税のように売れた分だけ(人気の分だけ)、声優さんにも還元されるべきだと思います。
声優さんの声は、BGMや効果音と同じ、作品の付属物だからという理由で、現在2次使用権が認められていないのは、絶対におかしいと思います。

こちらこそ、すっかりお久しぶりになってしまいましたので、またお邪魔させていただきます。

それでは、今回はこれで失礼致します。


by HINAKA (2009-09-24 01:29) 

HINAKA

HINAKAです。

bapio様

御訪問、ありがとうございます。
タマにはこういう話題が、嘘のようにスッキリと、解決してくれないものですかネ?

またのお越しを、お待ちしております。


by HINAKA (2009-09-24 01:31) 

HINAKA

HINAKAです。

アリア・ポコテン様

ようこそ、いらっしゃいました!
また是非、お訪ね下さい!

それでは、今回はこれで失礼致します。


by HINAKA (2009-10-03 00:14) 

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